工房大倉 広報室です。
12月10日、松川中学校にて弊社社長の大倉正治がお話し会を開催いたしました。「自分の夢 こんな大人になりたい」というテーマでのお話し会でした。
中学2年生の全クラスを対象に行われ、生徒たちは人工衛星てるてるのパンフレットを見ながら、真剣に大倉の話を聞いてくれていました。
大倉は、松川中学の卒業生で、在校当時は勉強が大嫌い。高校に進学する気もなく、早く働いて好きなことをやりたいと思っていたそうです。
それでも、好きなことに夢中になって没頭していたら、車のことやバイクのこと、ものづくりのことを極めるために勉強が必要になった。好きなことに必要なら、勉強はイヤイヤではなく楽しいものに思えた。
それが巡り巡って、現在は駒ヶ根工業高校の生徒たちと一緒に人工衛星を作って打ち上げるという挑戦をすることになった。そのために必要な研究のため、北海道科学大学の研究生として宇宙の研究をすることにもなった。
今、勉強が嫌いでも、夢をあきらめないでほしい。あきらめなければ、道はひらけていくし、助けてくれる人が現れる。と、大倉は生徒たちに話しました。
お話し会の後、それぞれの教室では「宇宙に届くジグソーパズル」を生徒たちに書いてもらう時間となりました。
お話し会では静かに聞いていた生徒たちですが、教室に戻り友達と自分たちの夢について語るときは、満面の笑顔でキラキラの瞳でパズルに夢を書き込んでいました。
「宇宙に届くジグソーパズル」は、松川中学の漫画イラストクラブの生徒たち、書道部の生徒たちの作品とともに、生徒たちの夢やメッセージを書き入れて完成します。
完成後は写真を撮り、人工衛星てるてるに搭載する金属プレートに転写され、宇宙に打ち上げられます。実物のパズルは松川中学校に寄付され、飾っていただけるとのことです。
松川町の子供達の夢や希望をたくさん積み込んで、人工衛星てるてるは宇宙に飛び立つ予定です。