工房大倉 広報室です。
長野県の高校生と町工場が挑戦する、人工衛星「てるてる」の打ち上げ。実は、さまざまなプロフェッショナルたちが関わってくださり、応援してくださっているんです!
高校生たちの大きな大きな挑戦を、ぜひ映像作品にしたいと、ドキュメンタリー映画を制作すべく、撮影チームが参加してくれています。
映画監督は、CM制作、映画制作で活躍する窪山博(くぼやまひろし)さんです。
窪山監督は、多くの商業映像を手掛けていますが、自主制作映画も積極的に制作されているんだそうです。商業映像は、クライアントの要望に応えるために創るもの。そうではなく、心から自分が創りたいと思う作品を撮ることも、とても大事にされているのだそうです。
ちょうど、次のテーマとして「ロケット」や「宇宙」に関するものを自主制作してみたいと思い、題材をいろいろと探したそうです。いくつかの候補の中のひとつに、「長野県の高校生と町工場が挑戦する人工衛星」が転がり込んできた。
面談をしたのち、窪山監督は「駒ヶ根工業高校の挑戦を密着して撮影したい」と、決めてくださったのでした。
駒ヶ根工業高校の挑戦は、15年以上の生徒たちの研究が受け継がれ、ようやく実を結ぶということ。
何度も苦悩と挫折を繰り返し、それでも諦めずに挑戦し続けていること。
大人たちもワクワクするような、大きな夢であること。
このことを、映像を通じてたくさんの人たちに知ってもらいたい。高校生たちの夢を、大人がおもしろがって手を貸し、応援する姿も残したい。こんなワクワクするプロジェクトはないですよ、と窪山監督はおっしゃってくださいました。
ドキュメンタリーは、人工衛星制作現場の様子や、打ち上げ、そして打ち上げ後の光のメッセージ受信まで、かなり長期間にわたって撮影してくださるそうです。
どのような作品になるのか、とても楽しみです!